“家は子育ての道具であり装置”です。
親の考えで、子供室のあり方が変わってきます。
例えば、2人の子供にそれぞれ6畳の部屋を与える(6畳2室の案)と、12畳のスペースが必要となります。
子供の人数分だけ部屋を準備する、建売住宅やマンション等でよく見るプランです。
ここで、子供室を学習と就寝の場だけに限定して必用な家具、机、ベッド、本棚だけを配置すると考えると3畳ほどでおさめることができます。“6畳2室の案”と比較すると、部屋の大きさが3畳×2室で6畳、残りの6畳が家族の共有スペースとして利用できることになります。

2階に子供室を設け、共有スペースを設けた例です。
共有スペース(第2リビング)を設けると、大人と子供の住み分けが可能となります。
子供たちはこのスペースで自由に遊ぶことができ、大人は急な来客があっても1階リビングを利用することができます。

この案が全ての家族に合うわけではありませんが、家造りの考え方の参考例です。