住宅のカーポートを考える場合、好みに合うデザインのアルミ既製品を選択するのが一般的だと思います。
形状、色等選択肢も多く、少し予算に余裕がある場合はデザインの良い高価な物を選択されるかもしれませんが
高価だからといって必ずしも住宅との一体感を求められるか?となるとそうではないと思います。
それならば、一般的なグレードのカーポートと木材の組み合わせで住宅との調和がとれたカーポートを考えます。


アルミの柱、梁の両サイドに、木製の板材を取り付けています。
住宅の窓枠の木と同色に塗装することで住宅との調和を図っています。

照明器具が直接露出しないよう、アルミの梁と板材の間に埋め込むことでシンプルに仕上げることができました。
アルミの色は、陰で消えるように木の塗装色より濃い色を選ぶのがポイントです。

木材を取り付ける前の姿はこのような感じです。
一般的な使われ方だと思いますが、木製の板材を取り付けた場合と比較すると、少し冷たい感じで住宅との一体感が感じられないと思います。