
外構の仕上げ材には、色んな種類があります。
コンクリート仕上げそのままの仕上げや、アスファルト、土や砂利・砕石を敷きつめたもの、石・タイルやレンガ、インターロックや、芝や下草など。
アークでは建物に合うオリジナルのデザインエクステリアのため、色んな材料を検討しています。
今回、「透水性コンクリート」を実験的に社長自宅にて施工しました。
施主様のお家で初めて使う材料で失敗はできないので、という社長の意向です。

水性コンクリートとは、名前の通り水の染みこむコンクリートです。
雨の日には水たまりが出来にくく、コンクリートだから草も生えてきません。
工事はアークの家でいつも基礎工事をして頂いてる職人さん。初めて材料なのでメーカーさんから施工の指導に来ていただきました。
透水性コンクリート「ドライテック」は取り扱っている業者さんが少ないため、姫路の物件は大阪 寝屋川の営業部で対応だそうです。遠いところありがとうございました。
ミキサー車到着後、まずは伝票確認です。

ドライテック。
呼び強度が0です。こんなコンクリート伝票は初めて見ました。
一般的なコンクリートは設計強度が18~27N/mm前後(住宅の基礎は21N/mm前後が多いです)で設計されています。もちろん仕上げ材なので、構造的なコンクリート強度の要求はないので、これはOKです。
(N/mmはコンクリートの強度を表していて、数字が大きいほど強いコンクリートです。)

施工風景。
寝屋川スタッフの指導のもと、しきならしていきます。



養生期間が3日ほど必要なので、その期間中この駐車スペースに車をとめることが出来ませんでした。
実際工事でつかう時は駐車スペースの確保に注意が必要です。