子どもが小学校にあがると、学習机を購入されるご家庭も多いのではないでしょうか。
この「学習机」、使いこなしている子どもはほとんどいないのが実情です。
小学校低学年で学習机を購入したときの子どもの喜びは、「学習机を買ってもらって嬉しい」だけなのです。
自分の部屋を与えられて自分の学習机が置かれても、そこで勉強しようという気にはなりません。まだまだお母さんのそばに居たいからです。
親からすると、購入したときあんなに喜んだのだからきちんと使ってくれるはず、と思いがちですがそうではありません。

この時期に勉強机を活用するなら、母親がいつもいる場所のすぐ近くに置くのがベターです。
しかし母親がいつもいる場所=リビングやダイニングが多く、学習机を置く場所なんて無いことも多いでしょう。
小学校低学年のころの学習机は「勉強する場所」という位置づけではなく「子ども個人のテリトリーをつくってあげられるアイテム」というくらいの認識がいいかもしれません。