日本は高温多湿な環境であるため風の通る開放的な家づくりが求められてきました。
その役割をはたす装置の一つが引戸です。
引き戸は、私たちがプランニングをするときに大切にしている要素の一つで、基本プランは全て引き戸で考えることにしています。
引き戸の大きなメリットは、開き戸と異なり扉を開放したときに邪魔にならないことです。
廊下に各部屋から開放される開き戸は邪魔になるものです。
部屋の内側に開放するとしてもこのスペースは無駄になってしまいます。
引き戸は日本の住宅に昔からある日本のライフスタイルに最も適した装置です。
これをうまく設計に取り込むことで、機能的で便利な気持ちの良い空間をつくり出すことができます。
ただ引き戸を採用する場合の注意点もあり、扉を引き込むスペースが必要なためスイッチ・コンセントの取り付け位置を検討する必要があります。
また音を遮断しにくいのでプライバシーの必要な部屋には向かないことです。
そのようなことを踏まえても引き戸はおすすめです。
