お盆なので普段より和室をよく使われたのではないでしょうか。
我が家にも仏壇がありますので、親戚の方がご先祖様へあいさつに来て下さいました。毎年のことながら、お盆やお正月の前の和室の掃除は気合いが入ります。

和室は他の部屋と使われている材料が違うので、掃除の仕方が違います。気をつけましょう。
天井
もともと和室の天井は柾目の板が多かったのですが、最近の住宅では紙に木目が印刷されたものが多くなってきました。水拭きすると水を吸い込む可能性があるのでご注意下さい。
全体的にハタキや柄の長いほうきでほこりをはらいます。天井は面積が広く木目があるので、拭くときは一定方向にそろえて拭きます。
壁
壁も全体的にハタキでほこりを落としていきます。和室は造作材(長押や鴨居など)小さい出っ張りが多いのでほこりがたまりやすいです。
和室の壁は水拭き出来ない素材が多いです。漆喰壁や砂壁など。気になる汚れは番手の高いやすりで軽くこすって、周囲とぼかしてみてください。
白木(柱など)
から拭きオンリーです。水拭きすると、水と一緒に汚れを吸い込んでシミがついたりします。
畳
上から順番にほこりを落としてきたら、畳の目にそってていねいに掃除機をかけます。
そのあと、かたく絞った雑巾で水拭きし、最後にから拭きです。
お正月には上記+障子の張り替えです。
和室を洗う専門業者さんもいるようですが、自分の家はできるだけ自分の手できれいにしたいですね。