
■カール・ハンセン&サン(デンマーク)
デザイン
Hans J. Wagner ハンス J. ウェグナー
コンセプト
ハンス J・ウェグナーの「Y-chair」は、背を支える支柱がYの字であることから名づけられました。ゆったりした座面の奥行きと背から肘まで緩やかに回り込むようなラインの肘掛けが特徴で、ダイニングでもくつろげるチェアとして、世代を超えて多くの人々に愛され続けています。デザインルーツは中国、明の時代のチャイニーズチェアとのこと。美しく流れるようなフォルムは軽やかで圧迫感がなく、日本の空間にもしっくりと馴染みます。ウェグナーの椅子は座った時にこそ、その価値がわかるというくらい掛け心地に配慮されており、使うほどに『味』が出てくるので生涯使い続けることのできる一脚です。この椅子は香寺の家で使用しています。
