【お知らせ】建築相談のご案内

エアコンの不具合

夏が近づいてくると、エアコンの不具合や交換の相談が増えます。
冷たい風が出ない、室内機から水が出てくる、古くて電気代が高そうだから交換したい、などなど。

トラブルが発生したときの一般的な対応方法を掲載しますので、ご参考ください。

冷たい風が出ない/送風しかできない

暑いからエアコンつけたのに、冷たい風が出ない!
これはエアコンの冷媒ガスが不足している可能性が高いです。

ガスが漏れる原因は、①経年劣化で本体からのガス漏れ ②配管や接続部に穴が開いてガス漏れ ③取り付け不備によるガス漏れ などが考えられます。
エアコンが10歳前後なら買い換えを検討しても良いかもしれません。そんなに年数が経っていなければ、原因を突き止めて修理の選択肢もあります。

ガス漏れ箇所がぱっと見て分からない場合は、ガスの補充をして様子を見てもらったりもします。

ガスの補充は3万円前後の費用が発生しますが、専門職に依頼してください。引火性が高いのでDIYでさわるのは大変危険です。

室内機から水が出てくる

ドレン排水が、何らかの理由で室内機側に出てきている状態です。

夏場は温かくて湿った空気を冷やすので、結露水がたくさんでます。
結露水はドレン配管を伝って外に排出されるのですが、配管がたるんでたり、中で何か詰まっていたりすると、室内機から水が出てきます。

取り付けてすぐ水が出てくる場合は配管がきちんと出来てないケースが多く、1年後以降は配管の中にスライム等が発生している場合が多いような気がします。

ホームセンターに売ってる『ドレンの詰まりとりポンプ』というもので外のホースから汚れを吸い出せますので、症状がでた方は試してみてください。

これは専門業者を呼ぶと2万円前後かかりますが、ホームセンターではポンプが1500円くらいで売っています。

ドレンホースから虫が入るからと100均などに売ってるメッシュのキャップをしていると、掃除しないとホコリで目が詰まって完全にフタをされてしまいます。あまりおすすめではありません。

エアコンの買い換え時期

エアコンの買い換え時期は一般的に10年前後と言われています。
実際には故障して、修理と交換の見積を取ってみてどちらが良いか、ということになるのではないでしょうか。
エアコンは修理以前の、ガス漏れがどこからしているかの調査にも費用がかかりますので怖いですね。

電気代の比較は、こちらの経産省の省エネ型製品情報サイトで、省エネの評価や年間電気代目安などが確認できます。

【番外編】冷房なのに温かい風がでる/暖房なのに冷たい風がでる

この症状は私の自宅でなりました。設置後2年程度のエアコンです。

四方弁の切替異常という初体験の症状でした。保証期間内だったのでメーカーの無償修理で対応してもらえましたが、期間が切れてたら10万くらいかかる故障でした。前日まで普通に動いていたのに。怖いです。

延長保証をおすすめします

エアコンはメーカーにもよりますが、購入時に有償の長期延長保証が付けられます。
約1万円で、10年保証とかなり良心的です。
急に何が起きるか分からないので、入っておけば良かったです。。

目次