学生の時以来、久しぶりに竹中道具館に行ってきました。
日本の建築の歴史を、当時の大工道具の展示とともに紹介してあります。ものづくりに興味のある方はぜひ行ってみて下さい。新神戸駅のすぐ近くです。
当時に今のような電動工具や建設重機がないことは当然なのですが、改めて当時の職人さん達のすごさに感動です。
中でも私のおすすめは、常設の展示場にある【西岡棟梁コーナー】
多分、木造建築に携わってる方にはたまらないです。
27歳という若さで棟梁として法隆寺の大改修を行い、薬師寺金堂や西塔などの再建や、数々の名言で超有名な宮大工さん。
図面や積算資料(もちろん手書き!)や、地鎮祭の衣装(DVDで見たことあるやつ!!)、ボタンを押すとボイスが再生される名言の展示。
『木を買わずに山を買え』は、建築関係の人じゃなくてもご存知の方も多いのではないでしょうか?そんなことないですか?
伝説の棟梁の展示に触れて、
責任を持って考え抜いて仕事を全うする、という大切な気持ちを再認識させて頂きました。
撮影OKなのにじっくり見過ぎて時間がなくなってあまり撮影できてませんが、展示物も建物も本当に魅力的で、半日では全然足りません。
期間限定で茶室の公開もあるらしく、次回は開館~閉館までじっくり行ってきます。
気軽に行ける距離にこんな施設があって嬉しいです。竹中工務店さんありがとうございます。