新築やリノベーションを計画するにあたり、1番重要といっても過言ではない【資金計画】のこと。
身近で資金計画を考えずにやってしまった案件がありましたので、注意喚起の意味も込めて書きます
コロナやウッドショックなどで情勢がコロコロかわり、金利も変わりそう、いつ建てるのが良いのか分からない、という方も多いと思います。
資金計画が不安だけど、値上がりしたり金利が上がる前に契約しとこう!なるようになる!という考えだけは絶対にやめてください。
何ごともそうですが、販売価格は需要と供給で上がったり下がったりします。
建売住宅業界を見てみると、
コロナ禍で住宅需要が高まり販売と同時に売れるなどの高騰
↓
売れるからたくさん建てよう!
↓
ウッドショックなどで建設費が高騰、コロナ禍が落ち着き需要も落ち着く
↓
在庫過多だけど売れない!でも建て続けないと!
↓
値下がりするかも??
という感じです。
ただ、こういった予想は確実ではありません。
確実なことは自分達だけです。
注文住宅の場合は、
自分達が住居にどれくらいの費用をかけられるのか。新しい家でどんな生活をしたいか。
タイミングももちろん自分達次第です。
流されて進めると、後悔することが必ずと言っていいほど出てきます。
それをお聞きして、こういったことができますよ、というコトも含めて提案するのが私たちビルダーの仕事です。
※ビルダーとは、建設会社・ハウスメーカー・設計事務所など、建てる側のプロのことです。
どれくらいの費用をかけられるのかが分からない!という方は、
こういう表で家族の時間の流れを書き出してみるのも手です↓↓
(自作の表なので、商用利用はお控えください)
住まいづくりデザインシートの一部抜粋になります。
年齢を書き込むだけでも気付くことがあります。
家づくりにかける期間が1~2年の方が多いですが、そのあと35年間ローンを払って、ずっと住み続けるお家です。
焦って後悔のないように、家づくりにかける期間にもう少しだけゆとりを持ってみてください。
ちなみに、家づくりを一緒にするビルダーさんは自分達と感覚が似てるビルダーさんがオススメです。
例えば、契約を急かしてくるビルダーさん。
施主さんの都合より営業成績重視ということは、契約のためなら多少の無茶をきいてくれるのかもしれません。
○○しれくれるなら契約してあげても良いけど!という強気なスタンスがとれる方なら、上手にお付き合いができるのかも。
例えば、家の性能や数値を気にされる方。
知識の薄い営業さんより、理論的に正確に細かく説明してくれる建築士の方が相性が良さそう。
例えば、安心して住まいづくりをしたい方。
どんなことでも相談できる雰囲気のある担当者がいたり、自分の家のような家づくりをしてくれるビルダーがおすすめです。
迷った時は一度立ち止まって、この家づくり、自分達と合ってるかな?無理してないかな?
住んでからもずっとお付き合いできるかな?と、自身に問いかけてみてください。