建物の設計には、2つの段階があります。基本設計と実施設計です。
基本設計は、建物の大まかな計画。ラフプラン。
実施設計は、基本設計を元に見積や工事するために必要な図面を作成することです。
基本設計
基本設計は、アークの家ではラフプランのこと。
ヒアリングを行って、お施主様のつもり(自分がそのお家に住むつもり)でプランを考えます。
ファーストプランで気に入って頂けることもあれば、何度もお打ち合わせを重ねてプランが形になっていくこともあり、期間は人によって数ヶ月~数年と様々です。
プランがすぐ決まるのも、時間がかかるのも、どちらが良いとかはありません。
お施主様が納得されるまで、とことん付き合います。
家づくりのパートナーは住んでからもずっとお付き合いがありますので、信頼関係が大切です。
途中で「やっぱり合わないな」と思われたらお断り頂いても、基本設計中なら費用はかかりません。
※提案資料は一生懸命考えてつくっていますので、他社さんにお持ちすることはご遠慮ください。
ただ何より大事なことは『どんなお家に住みたいか』を、ご家族でお話しすることです。
モデルルームやハウスメーカーをたくさん巡る方もいらっしゃいますが、見に行ったり話を聞いたりで疲れてしまうと、肝心なご家族でのお話がしんどくなってしまいます。
建築相談では、ご家族のお家のはなしにアークの家スタッフが混ざるようなイメージで、お話を聞かせて頂きます。
日々の生活のしやすさを左右する動線計画や、将来のことを見据えてフレキシブルにできること。
明るさや、近隣の環境に応じた計画。
施主様それぞれの『こんなお家に住みたい』に、プランで工夫できることを合わせて、
その土地・ご家族ならではのご提案をします。
実施設計
基本設計と予算をもとに、仕様や納まりなどを考えながら図面をおこしていきます。
1番のベースになるところは構造の骨組みと設備の計画です。
配線や配管は隠すけれども機器のメンテナンスは簡単に出来るように、より強い組み方を考えて設備と構造材とが干渉しないように、骨組みを考えて行きます。
どんな空間に仕上げるか。
どこから光や風を取り込むか。
家具のレイアウトをしてみて部屋の広さが大丈夫か。
逆にモジュールに合わせて無駄になってるスペースはないか。
収納はどのように使われるか。。。。
もちろん性能のことも。
打ち合わせを重ねながら、図面をまとめていきます。
一般的な設計事務所だと、仕上がった図面を元に工務店などの建設会社に見積を依頼 → 予算に合わなければ仕様を再検討ですが、
アークの家では自社で施工も行いますので、予算と仕様のお話を一緒にします。